六段初期 ( beatmaniaIIDX 20 tricoro )
quasar SP HYPERをプレイし、運指を固定することの重要性を知ったのは六段を取る前のこと。そしてこの時選択した運指は対称固定だったが、私自身がそれを認識するのは数年経ってからだった。当時はまだ運指を固定したぐらいの認識で、自身の運指が何に分類されるかを知る術はなかったのである。
対称固定でプレイしてみると、鍵盤への対応力が大幅に強化された。結果としてquasarのBPが大幅に減り、他の曲もどんどんBPが減ったものの、皿複合要素の強い曲にはこの時点ではまだ対応できていなかった。
20 tricoroで六段を取って時間が経たないうちに21 SPADAが稼働したのは覚えているので、その年の10月か11月かまでは記憶にないがその辺りで六段を受験した。
beatmaniaIIDX 20 tricoro 段位認定 SP六段
1. THANK YOU FOR PLAYING SP HYPER
2. 黒髪乱れし修羅となりて SP HYPER
3. Be quiet SP HYPER
4. bloomin' feeling SP HYPER
THANK YOU FOR PLAYINGを順当に抜けた先に待つ黒髪乱れし修羅となりてはトリルと階段、そして細かな皿複合を以って私のゲージを翻弄してくれた。歴史にifはないとよく言うが、もし次のBe quietと順番が逆だったならば六段を取るのはもう少し後になったことだろう。
黒髪乱れし修羅となりてを抜けると、先の投稿にもある通り同時押しにめっぽう強かった私はBe quietとbloomin' feelingをところどころ落ちそうになりながら叩き切ることができた。
ちなみに、五段はどうしたのか？と思う読者の方もいるかもしれない。当時の五段の曲目を以下に示そう。
beatmaniaIIDX 20 tricoro 段位認定 SP五段
1. smooooch・∀・ SP HYPER
2. snow storm SP HYPER
3. 花爛漫 -Flowers- SP HYPER
4. NEW GENERATION -もう、お前しか見えない- SP HYPER
鍵盤への対応力は確かに強化されたが、どの音楽ゲームでも階段状のシーケンスを苦手としていた（そして、今もなお苦手意識は少し残っている）私にとってsnow stormはまさに焔極OVERKILLであり、さらに皿複合にも致命的な弱点を持っていた故、五段はスキップをせざるを得なかったのである。
そしてこの六段合格が、この後約9ヶ月に渡る地力停滞期の始まりとなった。
