F750GSというバイクについて語る
はじめに
3年前に購入した F750GS Premium Line (2019) がついに初の車検を迎え、今僕の手元を離れている状態になっています。 この機会に、3年間乗ったレビューを軽くしてみたいと思います。
F750GS諸元
走行距離
25,000kmをちょっと超えるぐらいでした。1年に8,300kmぐらい走ってるみたいです。 普通に毎年そこそこ乗ってますね。
この3年間で少なくとも本州はいろいろなところに行けました。 近くは伊豆、遠くだと九州の左上まで。その中で立ちごけは国道1号線の大磯から平塚に抜ける交差点前でやった1回で、それ以外の事故は一切なかったです。
購入したきっかけ
ツーリングに適していそうなバイクだったのと、デザインが好きだったからですね。いわゆるアドベンチャーとかいうジャンルに分類されるバイクですが、少し角ばったデザインは3年たっても整っていてかっこいいなあと思います。
いいところ
所有欲
大型の中ではコンパクトとはいえ、それでもやはり大きいことに変わりはないので、所有感は半端ないです。
十分なパワー
基本的に街での低中速域の速度でパワー不足を感じることはないです。また、高速道路や傾斜のきつい山道においても853ccという排気量が余裕で引っ張っていってくれます。
よく効くブレーキ
さすがアウトバーンの国生まれのバイクだけあってブレーキはめちゃくちゃよく効きます。というか効きすぎて日本車の感覚でかけるとワンチャンすっとぶかも。特にフロントブレーキは危険なレベルなので僕はほぼ使ってないです。
乗車姿勢
自転車に乗る感覚でかなり体が起きるので、乗っていて楽だと思います。
低速域の扱いやすさ
前述の乗車姿勢も相まって、極低速域でもバランスはかなり取りやすいと思います。
ETC2.0標準装備
BMWのバイクはすべて標準でETC2.0が装備されているらしいです。高速アンチでもない限りこれはうれしいですね。 自分は当然長距離ツーリングをそこそこするので必須でした。
電子制御
基本的にすべての操作に電子制御が介入してくるので、ちょっとやそっとのラフな操作では転ばないと思います。
積載量
後付けにはなりますが、バイクにケースをつける用のステーが最初からついてるので積載量は軽率に増やすことができます。
燃費
性能からしたら、下道でもめったに18km/Lを切らないのはかなり燃費がいいと言えると思います。 高速だと普通に同じ条件で25km/L-27km/Lを記録します。 ただしガソリンはハイオクです。
微妙なところ
基本的に良いバイクなのであまり言うこともないのですが、強いて挙げるなら以下の点が気になりました。
タンク容量
ツアラーとしては15Lのタンク容量はちょっと少ないかも...... 3.5Lはリザーブだし。 街中ならまだしも、田舎だと少し燃料補給のペースに気をつかいます。
発進時のエンジン回転数
日本製のバイクと違ってクラッチが繋がる瞬間にエンストするのか?というレベルでエンジン回転数が落ちるので、最初は戸惑うかもしれないです。
グリップヒーター
これはF750GSが、というよりはそもそも概念自体の問題かもですが...... 真冬ではあまり役に立たないです。大人しく電熱グローブを買いましょう。
ダメならところ
唯一かつ明確にダメなところもあります。
クイックシフターのクオリティ
まったく使い物になりません。乱暴にいうならカスです。 ギアを下げるときはまだいいのですが、上げるときのショック、特に2速・3速に挙げるときのショックが強すぎます。故にこの3年間でほぼ使いませんでした。これならないほうがマシです。
まとめ
実は今年バイクを乗り換えようかな、とか思っていますがそれまでは引き続き乗っていきたいです。 直近だとワンチャン異次元フェスにこいつで行くかもしれないです。